青山学院大学鉄道同好会公式ブログ

青学鉄道愛好会の公式です。ほんとに公式です。ゆるめで運営してます。生暖かい目で見守ってやってください。最近は結構真面目になって来ました。いつでも入会歓迎します。ツイッターのアカウントは@agu_railwayです。入会希望の方は、ここにDMを下さい。また、文句や意見、感想などありましたら、お気軽に、どしどしコメント欄にお寄せください。よろしくなのです。ほらそこ、ほとんど個人ブログやんとか言わない。

septembre 2018

最近暑さも和らいできましたが、自分的にはまだ暑いです。
そろそろ夏休みも終わって大学も始まりました。

さて、帰省が終わって合宿の前のインターバル、18券消化とフロンティアの開拓を兼ねた甲府行きです。
まず新宿から高尾行きで高尾へ。E233系トタH44編成。
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高尾からは211系ナノN608編成。小淵沢行きでした。2000番代の6連車。中央線とか信越線とか篠ノ井線とか結構勾配きつそうなんですが、よく元田町車でも走れますね。4M2Tならまだ大丈夫なんですかね。
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途中のどこの駅だったかは忘れましたが、臨時特急5連の表示。こういう臨時運用がE257系の幕張車に変わったのを感じさせます。
途中梁川あたりで寝落ち、気づけば大月を過ぎてトンネルを抜け笹子まで来ていました。
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勝沼の辺りまで来ると、車窓には見渡す限りのぶどう棚。流石は果物王国、日本一のワインどころ甲州。
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でも、中にはぶどう以外の果樹園も。これは桃でしょうか。桃も山梨特産ですしね。
このまま歩みを進め、甲府へと着きました。
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とりあえずこの席にいました、的な感じで。途中まではかぶりつき席(最後尾でしたが)にいましたが、こっちが開いたので移りました。
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身延線のりばの入り口はこんな感じなんですね。フォーマットが随分と古風な感じがするんですが、気のせいでしょうか。
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ふじかわがいました。気づけば東海がなくなって以来、静岡駅に出入りする唯一の在来線特急になりました。
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東式の東海カラー駅名票。塩尻にも似たようなんがありますが、あっちは半分緑ですね。辰野とかは行ったことがないので知りません。
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向こうにEF64 1052がいました。1001が国鉄色に戻って、こっちがぶどう色になってからは初めて見ました。いつも甲府の酒折方にはEF64 37がいたんですが、いつの間にか変わってました。高崎常駐になったんですかね。ぶどう色固定なのは変わらんみたいです。
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さっきの身延線看板の裏。やっぱり国鉄っぽいフォーマット。
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こんなのもあるんですね。やっぱりのりばの配置的にわかりにくいんですかね。
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こんなのものりばにあるんですね。
さて、駅を出て南口へ。ここでバスを撮れるだけ撮ります。まああっつい暑い。晴れの盆地はなかなかしんどいです。
まあでもとりあえずウロウロしてました。
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駅前に出たらいきなりの旧塗装車。ですが、ぶどうのレタリングがありません。
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イオンモールラッピングのC652号車。中扉がグライドドアなので、リフト車っぽいですね。登録ナンバー的に自社発注ですが、自社発注でもリフトを入れてるんですね。
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新型のエルガミオもいます。いすゞ車ばっかり導入する会社なので、多分エルガミオだと思います。
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また旧塗装のジャーニーが来ました。案外多いですね。後ろには富士急の02MC。
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C780号車は多分譲受車でしょうね。てか国際興業にジャーニーいたイメージないんですが、いたんでしょうか。
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バスだまりはエルガとエルガミオだけ。ただ、山交名物の全面ラッピングが施されているので案外見た目には面白いです。
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さっきのC640号車が回ってきました。こっちはぶどうマーク付きです。
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その後ろにいた富士急の02です。
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実は地味に目当てにしていたCNGエルガミオ。最近CNG車が減ってきてますが、特に中型車では数が少なくなってきています。車体が小さいので、よりCNGタンクが目立ちます。
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これはどう考えても元国際興業。
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7mエルガミオなんか久しぶりに見ました。というか、見た記憶がないので見たことがないかもしれません。なんかこういう小型車って結構優先的に廃車になったりするので、中々見ません。
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C648号車は甲府住宅公園ラッピング。結構似合いますね。
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富士急のブルハイが来ました。
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こんなとこまで千葉交通が来るんですか・・・ここまで成田から来るのがびっくりです。
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CNGエルガミオがまた来ました。案外見ますね。
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さっきの富士急が出てきました。
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JR東海バスが来ました。名古屋ナンバー登録車が来るんですね。あ、でも高速車は名古屋ナンバーな気がします。てか今は大学特定輸送用のブルハイ以外は高速車しかいませんね。
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普通のエルガミオも来ます。でもクーラー位置が特殊です。
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山交のガーラです。やっぱり国際興業系列は高速車でも見分けがつきません。
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C636号車はサクライザーラッピング。地元ヒーロー系ですね。自動車学校のラッピングなようです。
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C717号車は山交の社名が小さく書かれています。タウンコーチと同じです。
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ヴァンフォーレ甲府ラッピングが来ました。車番が隠れてわかりませんね・・・
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またしてもCNGエルガミオ。県庁前を曲がっていきました。
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富士急のビルがありました。ここが本社でしょうか。
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京王の高速車が来ました。中央道の高速バスには京王便もあるんですね。まあでも違和感はないです。
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CNGエルガミオです。
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山梨交通自動車学校ラッピングです。また車番が分かりません。国際興業っぽいマークが山交の系列であることを示していますね。こうやってバス会社が自動車学校もやる例は時々あって、例えば奈良交通も持ってます。
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駅前の信玄像。バス・タクシーロータリーと一般車ロータリーの間にあります。ここの駅前はバス・タクシー用と一般車用のロータリーが別で、たまに一般車が間違えてバス・タクシー用に入り、追い出されるのを見ます。
そろそろ昼食をとらないといけないので、ご当地っぽいのを探しましたが見つからず、結局時短で済ませたかったのもあって、駅前のロッテリアで済ませました。とりあえず食べる間もロータリーを監視するという名目の下、外に面したカウンター席に座りました。
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食べているとオリジナル塗装のジャーニーが来ました。
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キュービックも来ました。
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またジャーニー。
時折撮りながら食べていると、どうにも変なものが来ました。バスだまりに入ったので、急いで食べきり、店を出ました。
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これです。C766号車。元国際興業のリフトバス。元国際興業のリフト付き新低床バスはこのほかにもう1台、C758号車もおり、そっちの存在のみ知っていましたが、そっちは見ずにこっちのみが来ました。C758号車は窓の形状が違い、ちょっと近代的な仕様です。
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C652号車が戻ってきました。山梨交通幕です。
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C766号車のいるバスだまりを前から。
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バスだまりから出て回ってきたのを撮ります。この日はイオンモール行きの快速にずっと入っていたようで、シャトルバスのようになっていました。
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ヴァンフォーレのC726号車が出てきました。
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元高槻市営の96、C784号車です。珍しく国際興業以外からの導入車ですが、足回りはKC-LR、つまりいすゞのジャーニー。やっぱりいすゞは外せないようです。因みに高槻市営は全国屈指の西工大好き事業者で、西工の親会社である西鉄ばりに西工を大量導入しています。基本的には4大メーカー全てを導入する高槻市ですが、純正車体はほぼ導入されず、西工架装車ばかりを入れていました。勿論、今は西工の会社自体がないので、純正車体のみを導入しています。
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またしても旧塗装ジャーニー。C659号車。
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甲府ちゃんねるのC768号車が来ました。
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C636号車が帰ってきました。
ここからちょっと歩いていきます。
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県庁の建物です。駅のすぐ近くにあります。
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割と珍しい、非ラッピングのエルガです。C856号車はKL規制代なので、かなり初期の車。ただ、国際興業から山交に来たのは最近で、今年の春ごろに運用に就いたようです。
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途中の東武トラベルにあったんですが、この看板が街中にあるのを初めて見た気がします。駅では時々見るんですけどね。
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また京王が来ました。案外本数が多いんでしょうか。
この写真の奥に写る歩道橋に上ります。
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こんな感じ。結構交通量が多いです。
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CNGエルガミオとジャーニーが続いてきました。
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反対側です。バスが数台写ってますが、実はここの下の交差点で曲がる系統が多く、こっち側はあんまりバスが来ませんでした。それから、遮るものがないのでまあ暑い暑い。すぐに暑さに閉口して後にしました。
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C810号車は珍しく日野車のHR。7m車なので、エルガJではありません。エルガJはエルガミオに10.5m車がいなかったからOEMでHRを供給したものなので、7m車には設定がありません。
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C622号車は旧塗装キュービック。非公式側のぶどうマークはここにあるんですね。
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またしてもサクライザー。結構よく見ます。
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これはいい国際興業。埼玉県内かな。
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富士急の新型ブルハイが来ました。富士急は昔から日野が多いですね。たまに三菱とかもいますが。甲府市内には古いのは来ないみたいです。
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エルガミオが2台。
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千葉交通が来ました。次の便でしょうか。
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またしてもC652号車。幕はまた山梨交通。
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千葉交通が6番のりばで客扱いをはじめました。
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これはいい国際興業(2回目)。キュービックと比べてエルガが少ない印象を受けます。
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C725号車。ヴァンフォーレラッピングとは連番です。
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C662号車は珍しく全中扉の旧塗装ジャーニー。山交は前後扉の中、結構珍しいです。KC規制でも後の方は前中扉を入れてたんでしょうか。
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ついでに側面のぶどうマークも撮ってみます。塗装の上からステッカーかなんかを貼ってるようで、ちょっと下の帯が透けて見えます。
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C644号車。旧塗装のリフト車っぽいです。なんか変な感じ。
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C662号車とC718号車。かなり見慣れてきました。
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富士急のセレガです。
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山交のガーラも。
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ついでに富士急の02MC。02は幕を維持し、側面はサボなんですよね。
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さて、C599号車が来ました。この車、実は山交グループでは最古参の車で、平成元年式のP-LR。甲府にもまだP規制代が残ります。タウンコーチに移籍してたらしいんですが、この時見たら普通に山交って書いてあったので、どうも本体に出戻ったらしい。
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甲府ちゃんねるが帰ってきました。
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C766号車が戻ってきました。イオンモールと駅をずっと行ったり来たりしてました。
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さっきの富士急と山交の高速車同士の並びです。
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C766号車はバスだまりに収まりました。
そろそろ甲府を後にします。
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こんなものがありました。今は100日ちょっとになってると思います。
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やっぱり間違う人が多いんでしょう、いろんなとこに身延線がICカード使えないっていう注意書きがありました。
改札を入ってのりばへ。
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向こうに211系の3連がいました。地元の小学生たちがにぎやかにしてました。
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乗る電車は高尾行きの211系ナノN605編成。また6連車ですが、行きより混んでます。まあでもボックスを確保できたので良かったです。
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向こうにC600号車が見えました。C599号車と同じ平成元年式のP規制代のジャーニーで、ほぼ同仕様です。グループ内でもC599号車の次に古参の車です。
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電車が発車してすぐ、身延線5番のりばにいる313系の3000番代が見えました。ここから金手までは並走しますが、その次、善光寺の手前まで並走するのは知りませんでした。中央線の電車の中から善光寺の駅が見えるんですね。
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EF64 1052です。37号機みたいに、ここ常駐っぽいですね。
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甲府盆地が見渡せます。晴れてたのでよりきれいでした。
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大月を越え、鳥沢あたりで渡る桂川。この高いとこからの眺めがいいです。
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上野原の駅名票はこんなんなんですね。初めて気づきました。
この後は高尾まで乗り、高尾で快速に乗り換えました。トタT22編成。渋谷に用事があったのでそれに向かいました。
あの日は東京が夜に大荒れだったので、埼京線とかに乗ってても雨樋から水がバシャバシャ出てました。まあ一番酷かったときは電車の中だったので、濡れずに済みましたけどね。

さて、やっと合宿前の記事が終わりました。
どうしてこう、冒頭で暑いって書いて放置してたら毎回寒くなるんでしょうか。
とりあえず、早急に合宿記事を上げたいですが、まだやることもあるので延びる気もします。
とりあえず次回はまた合宿0日目です。
それではまた。
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さて今回は前回の合宿の記事の続きで、夏合宿2日目の様子を書いていこうと思います。
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8月31日(金)。この日は朝早く起きて高松築港駅へ。
10時まで自由行動なので、栗林公園に行くメンバーと志度線や長尾線に乗るメンバーに分かれました。
自分を含めた数人は高松の別のホテルにこの日も泊まることになっていたので、まずJRの高松駅のロッカーにスーツケースを預けました。
ロッカーを預けたのち、琴電の高松築港駅へ。
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自分は行ったことが無いので、栗林公園に行きます。
栗林公園へはJR高徳線の栗林公園北口駅か、琴電の高松琴平線の栗林公園駅から行くのが便利です。
列車の時刻の関係で琴電で行くことにしました。
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高松築港駅は2面3線の構造になっています。
1番ホームには高松城のお堀が隣接しています。
昭和23年に高松築港駅が開業するまでは、駅の敷地内までお堀があったそうです。
高松城は海に面している水城で、お堀には瀬戸内海から引いてきた海水が流れています。
完全にお堀に海水が流れている城は、この高松城だけなのだそうです。
ホームに立っていると潮の香りがします。
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滝宮行に乗車。車両は元京王5000系の1100形です。
一畑電鉄や富士急行でもおなじみの車両ですね。
琴電は線路の幅が1435㎜の標準軌を採用していますが、京王の井の頭線以外の路線は線路の幅が1372mmなので、琴電で走っている車両は京急の旧1000形の台車を換装しています。
この日は琴平方に1200形を連結していました。
元京急車と元京王車の連結が見られるのも琴電ならではですね。
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栗林公園駅に到着。ここから栗林公園までは800mほどの距離です。
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大通りに面した場所に栗林公園の東門があります。
栗林公園は16世紀後半に築堤され、明治時代まで松平家の屋敷として使われました。
明治時代以降は一般向けに開放されました。
全国に24か所もある特別名勝の庭園の中で最大の広さを誇ります。敷地面積は東京ドーム24個分に及びます。
入園料は410円と敷地の広さを考えるとかなりお安くなっています。
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一歩足を踏み入れてみると、広大な庭園が広がります。
じっくり見て回るには最低でも2時間が必要です。
要所を抑えて1時間で見ることも出来ます。
我々は電車の時間の関係で1時間コースです。
後ろに移っている山は紫雲山といいます。
栗林公園の様々な箇所で、この紫雲山が借景の役割を果たしています。
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入口の近くにある讃岐民芸館です。
明治時代に建てられた木造の建物です。
中では地元の工芸品の他に讃岐うどんがいかに有名になったかという展示もありました。
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これは北湖のあたりで撮った写真です。
松が屏風のように横一列に並んでいるので「屏風松」とも呼ばれています。
栗林公園全体に1000本もの松が植えられており、池とのコントラストでうっとりするような風景を作っています。
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これは園内でお茶を頂ける掬月亭の近くにある池を撮った写真です。
池の幅をあえて狭くすることによって、水に紋様が現れるようになっています。
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公園の南側にある南湖にかかる木造の偃月橋を撮ってみました。
木造の公園に架かる橋の中では最も大きいものとなっています。
湖面に移った橋の形が偃月(三日月)に見えることからこの名前が付きました。
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南湖の東にそびえる築山の飛来峰から南湖を眺めてみました。
ここからは南湖全体が見渡せます。
紫雲山を背景に掬月亭や偃月橋を眺めることが出来ます。
公園の中で最も美しい景色が見えるスポットです。
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最後に紫雲山を背景に西湖を撮影しました。
今回は南庭の方を見たので、今度行く際には北庭の方も見てみたいと思います。
園内では渡し船に乗って景色を眺めることが出来ます。
じっくり見るには2時間はあった方がいいと思います。
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歩いて栗林公園駅に戻ります。
再び琴電に乗って高松築港へ。
やって来た電車は1200形でした。
京急700形は物心ついたころにはもう京急からは引退していたので、ここで乗るのはある意味新鮮な感じがします。
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高松築港駅に到着。
ここで愛好会のメンバー一同、さらには顧問の先生までが揃いました。
ここから今回の合宿のメインイベントが始まります。
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ホームの案内表記には「回送」と表記されています。
一体どんな電車が来るんでしょうか。
我々はホームでワクワクしながら、回送電車の到着を待ちます。
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吊りかけモーター音を響かせながらホームに入線してきたのは、昭和3年にデビューして今年で90歳を迎えるレトロ電車の5000形500号車。
今回の夏合宿のメインイベントである琴電の貸切乗車です。
レトロ電車に乗って一路琴平を目指します。
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貸切電車は一般の電車の合間をぬって走るため、高松築港駅に着くとすぐに出発します。
琴電は高松築港と瓦町の間はかなりの過密ダイヤです。
琴平線と長尾線の電車が1分間隔で走ってるなんてこともよくあります。
我々が乗ると、電車はすぐに高松築港を出発しました。
車内に乗ってみると、重厚さをまず感じました。
床が木造でできていて、あちこちにリベットが打ってあります。
運転台を撮影してみると、機器類がシンプルにまとめられていました。
この運転台はかなり狭いです。
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昭和3年に製造されたことを示す銘板がこの車両の歴史の長さを物語っています。
車内にはこの車両が近代化産業遺産に認定されたことを示すポスターが貼られていました。
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列車の行き違いなどの関係で、貸切電車は各駅に停車しながら進んでいきます。
琴平線は栗林公園から線路が単線になります。
写真に写っているのは三条と太田の間にある、国道11号線をオーバーパスする高架です。
線路は単線ですが、用地取得の関係で複線分のスペースがあります。
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仏生山駅に到着。琴電の車両基地と工場の最寄りです。
ここで1時間ほど停車します。
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今回我々の乗った貸切電車を牽引してくれたのが、この1000形120号車です。
大正15年の琴平電鉄開業の際に製造された、琴電オリジナルの車両です。
当時の琴電は地方私鉄としては1000形を始め、かなりの高水準の車両と設備を持っていたため「讃岐の阪急」と呼ばれていたそうです。
確かにこの電車のハイソさは、阪急電車に通ずるものを感じます。
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到着後、担当者の方に案内されて仏生山駅の構内を歩いていきます。
なんと琴電の貸切乗車プランでは、セットで仏生山にある琴電の工場見学も出来るのです!
工場の前では我々を出迎えるかのように、長尾線の1200形が止まっていました。
ちなみに琴電は路線ごとにラインカラーが設定されています。
琴平線は黄色。長尾線は緑色。志度線はピンク色です。
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工場に入る扉から仏生山の駅構内を撮影。
1200形のこんぴらさん塗装を始め色々な車両が止まっています。
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いよいよ工場の中へ。
中にはちょうど検査を受けている車両がいました。
手前にいるのが長尾線の1200形。奥にいるのが琴平線の1080形(元京急1000形)です。
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工場の奥には、検査中の車輪も。
普段は台車に隠れていて見ることが出来ないので、車輪をむき出しの姿で見るのも貴重な機会です。
この仏生山工場では琴平線と長尾線の車両の検査を行っています。
志度線の車両は、平成6年の瓦町駅ビルの開業により志度線の線路が瓦町で分断されたため、普段は今橋駅に隣接する工場で検査を行います。
台車検査が必要な際は、今橋工場からトレーラーで仏生山工場に運んで検査をするそうです。
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電車は走行距離や国土交通省の定めた法令の周期ごとに、定期的に検査を行います。
中でも車両を解体せずに検査を行う交番検査や、車両の部品を全て解体して検査する全般検査は安全運転のために欠かせないものです。
工場内にも全般検査中の電車から解体した部品が並んでいました。
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ちょうど全般検査中の1080形がいました。
禿げた部分の塗装を塗り直したり、前面の窓を取り外して隅々まで作業員の方々がチェックしています。
今回の工場見学は作業員の方から色々と貴重な話が聞けて、我々一同も勉強になりました。
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工場の前に止まっていた電動貨車デカ1形です。
昭和32年に作られたこの車両は、台枠に比べて運転台が狭いのが特徴的です。
本線用のATSを装備していないため、普段は仏生山で入れ替えを行っています。
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構内の留置線で3車両の並びを撮ることが出来ました。
手前から1200形、1100形。そして20形23号車です。
1100形のこの編成は前面の行先表示器と側面の方向幕がLED化されています。
23号車は大正14年に製造された大阪鉄道(現近鉄南大阪線)のデロ20形を種車としており、近鉄モ5621形になった後に昭和36年に琴電にやって来ました。
平成27年に製造90周年を記念して、ホームページでアンケートを行い、最も人気の高かったファンタゴンレッドとオーバルホワイトの塗装に復元されました。
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ホームに停車中の120号車と23号車が並んでいます。
23号車の方が若干縦に長いように見えますね。
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ちょうどホームに京急塗装の1080形が入って来ました。
京急時代はこのカラーリングでは走っていなかったので、ある意味新鮮さを感じる塗装です。
そういえば京急で廃車の進む800形は琴電への譲渡が噂されていますが、まだ具体的な話は出てきていませんね。
1070形の種車の元京急600形は今年でデビューから60年が経つので、そろそろ置き換えの時期に差し掛かるのではないかと思います。
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貸切電車が行き止まりのホームから、下りの本線にやって来ました。
それぞれの車両に運転手さんが乗っていたので、これは恐らくバック運転で本線に合流しているところですね。
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今度は120号車に乗車しました。
大正15年に製造されたこの車両は、今年で92歳を迎えます。
車内の銘板の文字が、今とは逆の方向で書かれているのに歴史を感じます。
汽車製造とはまた懐かしいメーカーですね。
明治時代から車両の製造を行っていましたが、昭和47年に川崎重工業に吸収合併されました。
和歌山線や桜井線で走っている105系の中には、汽車会社(汽車製造の最末期の社名です)で製造された車両もいます。
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仏生山を出ると、電車はまた田園風景の中を走って行きます。
この辺りはちょうど四国で最大の平野である讃岐平野ですね。
讃岐平野は香川県の面積の4割近くを占めるほどの大きさなのだそうです。
日本一面積の小さい香川県の4割近い大きさとなると、この平野の大きさがうかがえます。
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車窓からため池が見えました。
讃岐は瀬戸内海の近くに位置する関係で、降水量が少ないため水不足に苦しめられてきました。
そのため各地にため池が作られました。
中でも8世紀に作られた満濃池は有名です。
写真のため池は線路のすぐ近くにありました。
まるで水面を走っているんじゃないかと錯覚するほどの近さでした。
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貸切電車は電車交換の関係で、何度か駅に停車しました。
5分ほど停車時間があったので、その合間に撮影を行います。
これは滝宮で撮影した写真です。
構内の踏切から撮影しました。
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滝宮の駅舎は大正15年の開業時から使われています。
この駅舎も近代化産業遺産に登録されています。
木造でできた出札口や駅舎に歴史を感じますね。
駅前にある丸ポストもいい味を出しています。
駅舎と120号車を並んで撮ってみようとしましたが、自販機と被ってしまいました。
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改札口から写真を撮ってみました。
まるで平成30年とは思えないような光景です。
モノクロにすれば昭和30年代の夏の昼下がりのような光景になりそうです。
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レトロ電車は琴平へ進んでいきます。
駅間ではかなり飛ばします。60キロのスピードでもかなり速いように感じます。
モーター音を唸らせながらかっ飛ばしていました。
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平成最後の夏に、大正生まれの電車に揺られて行きます。
電車には冷房は付いていないので(扇風機は付いています)窓を全開にして風を感じます。
この日も暑かったのですが、車内に入ってくる風のおかげで心地いい気分でした。
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2時間あまりの旅を終えて、終点の琴電琴平駅に到着。
貴重な体験をさせて下さった高松琴平電気鉄道の皆様には、改めて御礼申し上げます。
ありがとうございました。
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駅前にあった立派な鳥居です。
大正14年に建てられたので、ちょうどことでんの開業の頃ですね。
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お昼は参加者全員で駅の近くのうどん屋さんに行きました。
自分は冷やしのぶっかけうどんとおにぎりとおでんがセットになったものを頂きました。
うどんは流石本場の香川。大根おろしの味が効いたダシと、程よいコシのうどんとの組み合わせはいくらでも食べられそうです。
おにぎりも塩味が効いていたので、この暑い日には嬉しいです。
四国のうどん屋さんにはおでんを置いているお店が多く、お客さんが自由に取れるようになっています。
自分は鳥のつくねのおでんを頂きました。甘辛い味噌をたくさんつけたのでとても美味しかったです。
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おなかを満たしたところで、琴平の観光スポット金刀比羅宮ことこんぴらさんにお参りしましょう。
お店が立ち並ぶ門前町を歩いて、参道の階段の入口へ。
ちなみに表参道というのは神社や仏閣の正面に続く参道のことです。
青山キャンパスの近くにある「表参道」は明治神宮の参道に位置するため、この地名になっています。
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ここから御本宮まで続く785段の階段を昇っていきます。
自分は7年ぶりのこんぴらさんです。
この石段の入口から、365段目にある大門までは通りの両側に様々なお店が並んでいます。
この日は暑かったので、お店でかき氷を食べたりジュースを買ったりして先に進みました。
階段を昇っていくとすぐにのどが渇きます。
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ちょうど200段あたりの付近で、後ろを振り返って写真を撮ってみました。
市街地からかなり高い位置まで来たということがわかります。
石段を往復でおよそ1600段昇り降りするので、ほぼ登山のような感じです。
こんぴらさんは階段飛ばしをすると、ご利益が減ってしまうなんて伝え話がありますが、足元に注意してないと階段を踏み外しそうになったり、階段を飛ばしそうになります。
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365段階段を昇ったところで大門に到達。
この門は初代高松藩主の松平頼重によって寄進されました。
階段はおよそ半分を過ぎましたが、参道はまだまだ続きます。
ここからは参道の傾斜も厳しくなります。DSCN0340
黄色の看板が目立つのは、銅でできた大鳥居。
桜馬場西詰銅鳥居(さくらのばばにしづめどうとりい)です。
独特の雰囲気があります。
この奥に進むと…
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神様の乗り物である神馬(しんめ)のいる神馬舎があります。
神馬は2体いて、2体とも白馬でした。
年齢はそれぞれ9歳と13歳。馬は人間の4倍の速さで年をとるそうなので、人間の年に換算するとそれぞれ36歳と52歳になります。
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昇り続けることおよそ1時間。
ついに御本宮に到着しました。
檜皮葺きの見事な社殿です。
現在の社殿は明治11年に改築されたものです。
実はこの先にも階段が続いており、白峯神社や厳魂神社があります。
今回はこの後も観光するので、ここで引き返すことにしました。
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御本宮のそばにある展望台です。
琴平の市街地や讃岐平野一体。さらには遠く瀬戸大橋まで見渡すことが出来ます。
この日は天候に恵まれたので絶景を望むことが出来ました。
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目を凝らしてみると、JRの琴平駅に特急が入線してくるのが見えました。
時間帯的には南風11号だと思います。
JRの駅の手前には琴電の琴電琴平駅も見えます。
社務所でお守りや御朱印をもらって、少し休憩したら今度は琴平駅の方に下っていきます。
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帰りは階段を下りていきます。
大門を過ぎると、お店が見えてきたので一目散に飛び込んでかき氷やジュースを頂きました。
自分はラムネを頂きましたが、汗を大量にかいたあとだったので普段よりおいしく感じました。
表参道に戻ってくると、旅館の看板に「国鉄推奨旅館」の文字がありました。
今年で国鉄が消滅して31年ですが、ところどころに国鉄の文字は残っていますね。
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商店街を歩いて、琴電の琴平駅まで戻って来ました。
ほぼ2時間くらい歩きっぱなしだったので、特急の時間まで少し休憩します。
Wi-Fiが使えたので、自分は艦これのデイリー任務を消化しました。
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琴電琴平駅の改札口です。
これまた昔からの設備をそのまま使っているので味わいがあります。
電車の出発前に駅員さんが改札を始めるのがいいですね。
今ではあまり見られない光景です。
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休憩ののち、JRの琴平駅に移動します。
この三角屋根の駅舎は昭和11年に建てられました。
今年で82歳を迎えます。
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駅前広場にC58の動輪が飾ってありました。
プレートには「琴平駅が四国の鉄道発祥の地である」と書かれていますが、実は四国で初めての鉄道は伊予鉄道です。
琴平に鉄道がやってきたのは明治22年。讃岐鉄道の路線が丸亀から琴平まで開通しました。
多度津駅の近くにある多度津港から、こんぴらさんへの参拝客を運ぶことを目的に敷設されたそうです。
ちなみに伊予鉄道は明治21年に松山から三津までの間に路線を開業させています。
1年だけ伊予鉄道の方が早いんですね。
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駅舎内に入ると、セブンイレブンがありました。
JR四国はエキナカのコンビニはJR西日本と同様にセブンイレブンなんですね。
改札のラッチにはこんぴらさんの金マークが描かれていました。
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我々が乗るのは16:02発の特急南風15号です。
発車まで15分ほどあるので、ホームに出て撮影します。
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高知からの南風16号がやって来ました。
アンパンマン列車だったのですが、何気にこの車両は1編成4両しかいない土佐くろしお鉄道所属車ですね。
写真を見返していて、車番を見たときにやっと気づきました。
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土讃線は琴平までが電化区間なので、琴平でJR四国の電車を見ることが出来ます。(JR西日本の115系も来ます)
1番ホームに止まっていた7200系です。
元々は国鉄末期に製造された121系でしたが、リニューアルによって車体以外は完全に新車に生まれ変わりました。
101系の廃車発生品の台車と直並列抵抗制御を使用していたのですが、IGBT-VVVFインバーターを換装し、台車も川崎重工製の軽量台車ef-wingを装備しています。
2枚目の写真にうっすらと元の車番が残っていました。
どうやらクモハ121-6が元の車番のようです。
JR四国は国鉄型車両である121系や、113系にキハ185、キハ40系列などを除いて私鉄方式の付番方法を採用しています。
JR7社では唯一この方式を採用しています。
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予讃線の海岸寺駅で人身事故が起こったため、土讃線の列車にも影響が広がりました。
四国はほとんどの路線が単線なので、1つの路線の遅れが他の路線に広がっていきます。
乗る予定の南風は5分遅れで到着の予定とのこと。
普段は5分遅れなんてどうってことは無いんですが、我々は少し焦りました。
というのもこの後阿波池田で剣山10号に2分で乗り継ぐ予定だったのですが、このままでは乗り継げないピンチです。
ひとまず駅員さんに事情を話してきました。
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焦っても仕方が無いので、ホームにある風鈴でも眺めて落ち着きます。
風鈴には俳句が書かれた短冊が吊るされていました。
ちなみにこの扉の向こうには四国まんなか千年ものがたりの専用待合室があります。
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5分遅れで岡山からの南風15号が入線してきました。
車両は2000系。この列車は4両編成です。
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自分達が乗った2号車は指定席と自由席が半分ずつになっている車両でした。
進行方向前寄り半分が指定席、後ろ寄り半分が自由席です。
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そのためドア上の案内表示も同じ車両でも前後で異なります。
案内表示は2000系がデビューした平成初期の車両によく使われていたタイプのものですね。
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世界初の振り子式気動車の2000系は、カーブと勾配が多い土讃線でも韋駄天走りを見せてくれました。
阿波池田に到着するときには遅れが3分までに回復していました。
車掌さんに剣山に乗り継ぐことを伝えていたので、剣山が接続待ちを取ってくれました。
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剣山10号の車両はキハ185です。国鉄末期の昭和61年に導入された特急型気動車です。
JR化後まもなく2000系が登場して、性能面で大きく劣るキハ185はJR九州に譲渡されるかJR四国の普通列車に転用されました。
現在、徳島県内を走る特急列車ではまだキハ185は健在です。
ゴールデンウイークなどの多客期には高松と多度津の間を走るいしづちの運用にも入っています。
阿波池田の次の佃から徳島線に入ります。
すると早速、進行方向左側に吉野川が見えました。
吉野川は水質が非常に高いことで知られています。
車窓から見ても、川が綺麗であることがわかります。
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自分はキハ185に乗るのが初めてなので、車内の散策に行くことにしました。
運転台は国鉄時代の標準的な気動車のそれに準拠しています。
この写真ではスピードメーターが100キロを出しています。
剣山ではキハ185がエンジンを唸らせて100キロで走る姿を見ることが出来ました。
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ドアは折戸式です。
この折戸式のドアはどちらかというと寝台特急で使われていた14系や24系の印象が強いですね。
折戸式のドアを装備した車両もだいぶ少なくなりました。
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我々が乗った1号車のキハ185-23は昭和63年製なのでJR化後に増備された車両です。
ちょうど瀬戸大橋開業の時に増備された車両ですね。
しかし性能的にはキハ181と変わらないので、2000系がデビューすると第一線からは退いていきました。
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2号車はアンパンマンカー。子供向けのプレイルームと指定席でした。
この日はアンパンマンカーを連結した、アンパンマン列車として運転されていました。
そのためか車内放送の音声がばいきんまん役の中尾隆聖さんでした。
ただこの声はどちらかというと、ドラゴンボールのフリーザの印象が強いです。
丁寧語で案内放送を行っていったので、フリーザ様そのものでした。
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3号車のキハ185-9は昭和61年製。まさしく国鉄末期の昭和61年3月の改正で導入された車両です。
ただ内装面では1号車のJR化後に製造された車両と大差は無いように思いました。
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徳島に近づいてくると、再び吉野川が見えました。
一度ここで泳いでみたいと思うほどの清流です。
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1時間ほどで徳島に到着。
ヘッドマークもアンパンマン仕様になっていました。
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四国ではあまり見られない国鉄書式の方向幕です。
最近は国鉄型車両でも方向幕や行先表示器がLED化されることも増えてきたので、この方向幕もいつまで見られるのかが個人的には気になっています。
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徳島は電化路線が無いので、まさしく気動車王国です。
駅構内の徳島運転所にも多くの種類の気動車が止まっています。
キハ185が1500形に挟まれる形で止まっていました。
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この他にも1000形やキハ40が構内に止まっています。
2000系や2600系を除くほぼすべてのJR四国の気動車をここで見ることが出来ました。
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構内には気動車に給油を行う装置もありました。
東京の近辺だと尾久車両センターや、八高線の高麗川駅で見ることが出来ますね。
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構内の跨線橋からキハ47の鳴門行とキハ185の特急むろとが並んだところを撮影します。
架線や架線柱が無いので、車両をきれいに撮ることが出来ます。
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徳島駅から歩いて眉山を目指します。
徳島は駅前に大きなバスロータリーやそごうもあったので、駅前は高松より発展しているような印象を受けました。
商店街を抜けて、沖洲川に架かる大きな橋を渡り、駅から歩いて15分ほどの場所に眉山への入口である阿波踊り会館があります。
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阿波踊り会館です。
この建物の5階にロープウェイ乗り場があります。
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ロープウェイのゴンドラです。
珍しい2両連結のロープウェイです。
15分に1本の間隔で運行しており、料金は17時以降は割引が効くので往復で620円です。
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ゴンドラから徳島の市街地の方を眺めると、若干空がガスっていましたが海の方まで見渡すことが出来ました。
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5分ほどで山頂に到着しました。山頂の展望台の近くには、第二次世界大戦中にビルマで亡くなった兵士を慰霊するパゴダがありました。
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展望台から市街地を眺めてみます。
徳島駅のホームは駅ビルの後ろにあるので、駅ビルが遮る形になってしまって見えませんでしたが、高徳線の線路を見ることが出来ました。
天気が良ければここから淡路島まで見えるそうです。
この日はちょうど徳島港に入る南海フェリーが見えました。
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反対側からはちょうど陽が沈んでいく様子を見ることが出来ました。
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時間の経過とともに陽が沈んでいき、19時前には完全に陽が落ちたので2枚目の写真のような夜景を望むことが出来ました。
やはり高台から見る夜景は綺麗ですね。
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徳島はFateの制作会社の社長の出身地である関係から、自動販売機や阿波踊りのポスターもFateの仕様になっています。
最近では町おこしの一環として「マチアソビ」というアニメやゲームなどのエンターテイメントが集うイベントが毎年開催されており、声優さんも参加しているそうです。
展望台の近くにある物産館にもアニメやゲームのグッズが販売されていました。
自分はなぜかガヴリールドロップアウトのファイルを買いました。
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再びロープウェイに乗って阿波踊り会館に戻って来ました。
阿波踊り会館のお土産コーナーには、大塚製薬の宣伝コーナーがありました。
ポカリスエットやオロナミンCで有名な大塚製薬の本社は徳島にあります。
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再び歩いて徳島駅へ。沖洲川に架かる橋がライトアップされていました。
夕食には名物の徳島ラーメンを頂きました。
濃い目の豚骨スープと程よい硬さの麵のコンビネーションが絶品でした。
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さて、夕食後はN2000系の特急うずしお30号に乗って宿泊先の高松へ。
N2000系は平成10年特急うずしおの高速化のために導入されました。
最速130キロを誇る振り子気動車です。
金曜日の夜ということもあってか、車内は混みあっていました。
N2000系は高徳線を飛ばしていきます。
1時間ほどで高松に到着です。
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高松では快速サンポートの7000系との並びを撮影することが出来ました。
このサンポートで多度津に出ると、高知行の最終の南風に乗り継ぐことが出来ます。
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反対側の顔も撮影します。こちら側は2000系と同じ顔をしていますね。
またサンポートは7000系と7200系を併結する運用でした。

駅のロッカーで荷物を引き取ります。この日はスーツケースを預けて正解でした。
ここから15分ほど歩いて宿泊先のホテルに行くはずが、自分が方向音痴なせいで30分かかりました。
同行の皆さん。すいませんでした。

今回の記事は以上になります。次の記事ではあの観光列車に乗車します。
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台風が過ぎ去ったと思ったら今度は地震で大きな被害が出ました。
ここ最近自然災害がほんとに多いですね。
日本はどうしてしまったんでしょうか。

さて、すでに合宿記事も上がり始めましたが、こっちはまだ帰省記事です。
いよいよ最終日、帰省もこれで終わりです。
奈良から快急に乗って難波に出ました。1026系VH29編成でした。1026系の6連車ではラストナンバーに当たります。ちなみに、車番上でこの次に当たる編成は1031系のVL31編成。ならば30は欠番なのかというとそうではなく、実はかつてVL30編成が存在しました。そして、その当時VH26編成はVL26編成を名乗っていました。つまり、4連車だったということになります。勘のいい人は今ので分かったでしょうか。実は、現在のVH26編成の中間車のうち2両は、かつてVL30編成の中間車でした。現在は改番されているためわかりにくいですが、実はそのような来歴を持ちます。ならば余った両先頭車はどうなったのかというと、実は現在の1252系のラストナンバーであるVE77編成がそれに当たります。つまり、編成組み換えによって先頭車は2連車として、中間車は4連車に組み込まれて6連車の中間車としてそれぞれ直通対応となって再出発を果たしたのです。
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さて、生駒では7000系HL02編成に出会いました。今度こそは乗務員室扉が低いのがわかるでしょうか。これが試作車の証です。
なんばからは御堂筋線です。21系21609F。
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一駅、心斎橋で降ります。ここでちょっと取材したいものがありました。
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このレリーフの存在は知りませんでした。これも取材です。
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取材の目当てはこれ。心斎橋の欄干をイメージした構内の装飾です。長堀鶴見緑地線への連絡通路の上にあります。
ここからまた御堂筋線です。21系21617F。
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梅田で降りてちょっと何枚か撮ってみますが、そこまでうまくは撮れないですね。
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梅田駅にあるギャラリーの中身は最近変わっていませんでしたが、この時はここにある模型の一部が阪急うめだ本店でやっていた鉄道模型フェスティバルに出張していたため、かなりスカスカでした。ただ、残った50系と1000形の模型と解説文が逆になっていました。これ、以前に撮った写真を見ると解説文の並びは変わってないので、どうも模型を置いたときに入れ替わったようです。
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隣のケースの中身はいつの間にか10系1114Fの展示になってました。前からこうだったでしょうか。よく覚えていません。
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梅田にもこれがありました。行燈式の結構古いタイプですね。
ここから阪神電車です。
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5001形5017Fに当たりました。というか、最近ジェットカーに乗ると古いのばっかりに当たります。とりあえずこれで千船まで。阪神電車の撮影はここがいいというのをどこかで見たので来ました。
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この後の急行が8000系8223Fだったので撮りました。ただ、下りのりば上り方はあんまりいい撮影地ではなさそう。
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上りの8000系です。上りのりば下り方もあんまりよくないですね。
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5700系が来ました。上りのりば上り方はまだマシでしょうか。
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続行で6000系の直特でした。初めて見た。
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5700系がこっちにも来たので、6000系とのすれ違いを。
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8000系です。特に珍しくはないです。
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1000系が来ました。編成数が多いので、割と近鉄が絡まない運用でも見ますね。
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8000系を下りのりば下り方で狙ってみました。ここも悪くはないですが、撮りづらい。どうやら、ここがいい撮影地だというのは、自分の勘違いだったようです。
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5001形トップナンバーの5001Fが来ました。
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5000系が通過していきましたが、シャッターを切るタイミングを失敗したために変な写真に(ほかにも突っ込みどころが多いですね)。
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8000系です。
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9300系が来ました。見ようと思ってもなかなか見られませんね。
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5500系です。普段よく見るんですが、なぜかこの時はなかなか来ませんでした。
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また8000系ですが、昼間にA直特があるのを知りませんでした。
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5500系の更新車が来ました。相変わらずすごい見た目です。
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ここからでもハルカスがこんなにはっきり見えるんですね。さすがは大阪、いや、日本最大のビルです。
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さっきの8223Fが帰ってきました。
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また5700系です。ずいぶん増えました。
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さっきの5000系が帰ってきました。
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5001形が再び。5009Fです。これで梅田へ帰りました。
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ついでに5700系の発車も。結局来たらいいなくらいに思っていた5000系のカードキャプター電車は来ませんでした。
さて、梅田に戻り、御堂筋線駅でちょっと色々資料を集めます。
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適当に写真も撮ります。この10A系1123Fで新大阪に出ます。
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今夏はものすごい酷暑だったので、流石にのりばにミストが出てました。
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改札を出ると、こんなにきれいにリニューアルされていました。最近この改札を使ってなかったので知りませんでした。のりばのリニューアルはまだ進んでませんが、こっちはかなり進みましたね。
さて、改札内に戻ります。
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かの有名な撮影地です。留置線に入った21系。
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その横から9000形が入ってきました。ちょっと遠くを狙いすぎたかもしれません。
反対側に行きます。
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行き交う21系。前も似たようなんを撮った気がします。
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新大阪駅前名物廃バス。タクシードライバーの休憩所かなんかだったと思います。2台並べられていて、こっち側はマイクロバスです。多分初代のシビリアン。こっちの車の情報がググってもなかなか出てきません。
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21系と30000系です。なかなか上手いこと撮れません。
そろそろ戻ります。さっき来た新大阪折り返しの21系21608Fです。これでなんばまで。
日本橋をうろうろしつつ、恵美須町に出ます。ここからは7300系7327Fで天六へ。
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ここの表示は阪急側が特殊なデザインになってると思ったんですが、気づいたら汎用のデザインになってました。交換されたんでしょうか。
ここから再び電車に乗ります。1300系1300F。トップナンバーです。
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淡路要塞は目下建設中。高架化したらJRとどうやってつなげるんでしょうか。
淡路に着きました。ここで乗り換えです。
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3305Fがまた来ました。どうもこの編成に縁がある様子。3330Fよりもこっちが愛車になりそうです。
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乗る電車が来ました。5300系5313F。最初からこれを待ってればよかったかも。これで一駅、上新庄へ。
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66系はかなり幕の交換が早いようで、未更新車でもこうやって普通に新幕だったりします。
ここで撮影なんですが、どうもネットで見るようなうまい写真が撮れません。
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河原町行き。7300系です。
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さっきの66系。
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9300系が快急で来ました。
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7300系の準急です。
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5300系の第2編成です。
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3300系が来ました。新幹線も写りました。これくらいの写真がここでは丁度いい感じです。
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次の通特は7300系でした。
そろそろ戻ります。5300系5302Fで梅田へ。
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3305Fが快速で戻ってきました。
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66系も来ました。第15編成なので後期車ですね。
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3300系の北千里行き。あ、淡路は勿論過ぎてます。
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また3300系。結構運用本数が多いです。
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次の通特は9300系でした。ラストナンバー。
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次の快速は5300系。
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梅田の街が見渡せます。
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5300系です。かなりブラしました。
梅田から10A系1120Fでなんばへ。
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行燈式はここにも。案外残ってますね。
近鉄で奈良に戻ります。急行は1253系VE63編成、8800系FL04編成、1233系VE36編成。
夕食をとって駅に戻ります。ここから特急で京都へ。22000系AL18編成でした。この電車はいつも30000系が入るので、普通にV運用だと思ってたんですが、代走でも入ったんでしょうか。
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初めてAL編成のリニューアル車に乗りましたが、こんなのが流れるんですね。結構乗り心地が良かったです。
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京都に着くと205系の0番代がいました。0番代が京都にいるのは初めて見ました。
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区快が来ました。この時間になると結構快速系には6連が入りますね。
ここからは新幹線で帰ります。最終1本前ののぞみでした。N700系オサG36編成。久々の1000番代でした。

やっと帰省記事が終わりました。
でもまだ合宿記事の前に一つ書かなきゃいけん記事があります。
まだ合宿行けません。
それではまた。
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夏休みも残すところわずかとなりました。
この記事を書いている最中にも、台風21号や胆振地震のニュースが入ってきて痛ましい限りです。

さて、今回は先日行われた夏合宿の模様を記事にしていきたいと思います。
今回も行程がそれぞれ分かれたので、パートを分けて記事を投稿します。
8月30日(木)。この日は集合場所の高松を目指して18きっぷで移動しました。
東京から実に800キロも離れています。そこまでオール普通・快速列車を乗り継いで行くのは体力とダイヤとの戦いです。
DSCN9997
早朝5時。地下鉄を乗り継いで、トランクケースを引きずって新橋駅にやって来ました。
オフィス街に位置し、絶え間なく人が行き交う新橋駅もこの時間帯だと人影もまばらです。
ここから東海道線の沼津行に乗って、一路東海道を西へと進みます。
DSCN9999
ホームに沼津行の電車が入って来ました。
車両はE231系です。この時、私はいつもの癖で12号車付近の乗車位置に立っていましたが、この電車は10両なので、到着後にスーツケースを引きずってダッシュで電車に乗り込みました。
寝ぼけていたせいでスタートからやらかす所でした。
汽笛一声新橋を出発です。
電車は横浜を過ぎると混雑してきました。藤沢から小田原までは身動きが取れないほどの混雑でした。
小田原を過ぎるとようやっと混雑も一段落します。
熱海を超えて、ここでJR東日本管内ともお別れです。
DSCN0001
沼津に到着。駅名標の色がJR東海のコーポレートカラーのオレンジ色に変わりました。
JR東海も駅ナンバリングを今年から導入したので、駅名標にもナンバリングが併記されています。
東海道線はCAで表されており、起点は熱海です。熱海の番号はCA00です。
DSCN0003
沼津からは211系と313系のコンビに乗り継いで静岡を目指します。
このコンビに乗ると広い広い静岡県に入ったのだと実感します。
東海道線において静岡県は熱海から新所原までのおよそ180キロに及びます。
熱海から静岡までの区間はいつも混んでいます。
この日も静岡まで立ちっぱなしでした。
車窓から富士山を眺められるか期待していましたが、この日は雲がかかってて見えませんでした。
静岡に到着して浜松行に乗り継いで先を急ぎます。
DSCN0005
浜松行の車両はまたしても211系+313系。211系の方に乗車しましたが、座席が空いたので腰かけたところ寝落ちしました。
気が付いたら愛野のあたりまで来ていました。
寝ている間、スーツケースが勝手に転がって他の方に迷惑をかけていないか心配していましたが、幸い自分の手でホールドしていたので迷惑をかけずに済みました。
浜松に到着。ここまで来ると愛知県も目の前です。
DSCN0007
浜松からは311系の4連+4連の8両編成が来ることを期待していたのですが、やってきたのはまさかの313系T編成の3両編成。
これでは座れるわけがありません。
この区間は諦めて立ちながら外の景色を眺めました。
新居町ではホームの横を猛スピードで通過する新幹線をぼーっと眺めていました。
車窓からは浜名湖が綺麗に見えました。世界的にも珍しい海水と淡水が混じる湖の浜名湖、一度でいいからここで獲れたウナギを食べてみたいものです。
DSCN0008
豊橋に到着。軽食に知立名物のあん巻を買いました。
18きっぷの旅では食料に中々ありつけないことがあるので、軽食を確保することは非常に重要になってきます。
豊橋からは313系のY編成を2本つないだ8両の快速に乗り継いで大垣を目指します。
ここから高松までは転換クロスシートが続くまさに天国のような空間です。
豊橋を出発すると、名鉄電車と並走しては分かれていく風景を繰り返し見ることが出来ます。
席にありつけたので、進行方向左手の名鉄電車を眺めながらあん巻を頂きます。
個人的には白あんが一番好きです。
名古屋の高層ビル群を抜けて、長良川を渡ると岐阜県に入ります。
樽見鉄道の線路が進行方向右側に見えてくると、大垣も目の前です。
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ここからは米原行に乗り継ぎます。
車両は311系。なんとトップナンバー車でした。
平成元年にデビューして、まさしく平成と共に歩んできた311系も来年でデビューからちょうど30年です。
そろそろ新型車両によって置き換えが行われるのか、個人的に注目しています。
置き換えるとしたら313系を増備するんでしょうか?
もしそうなると313系もかなりのロングセラーになりますね。
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関ヶ原を超えて米原に到着。また別の記事で書きますが、合宿の前に福井に帰省する際にもここを通ったので、8月は米原を4回は通りました。
駅名表のラインカラーがJR西日本のコーポレートカラーの青色に変わりました。
JR東海のナンバリングも併記されています。
CA83ということは、JR東日本との境界駅の熱海から述べ84駅目ということですね。
JR東海エリアは本当に広いです。
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ここからは向かいのホームに止まっていた新快速に乗り換え、ひとまず山科に行きます。
車両はいつも通り223系2000番台でした。
混んでいたので補助席に座りました。
米原を出発すると、早速駅間の長い区間を飛ばしていきます。
新快速に乗ってしまうと2時間半で姫路に着くので、高松まで大分近づいてきたように感じます。
50分ほどで山科に到着。帰省先から合宿に参加する後輩と合流します。
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30分ほど時間があるのでお昼にします。
この時14時だったのですが、まだお昼を食べていませんでした。
駅のそば屋さんでお昼にしました。これからうどんの本場の香川に行くというのに、なぜかうどんを頼みそうになりました。
結局とり天丼を頂きました。だしも一緒についてきたので、最後はご飯にかけてお茶漬けのようにして食べました。
薄味だったので関西に来たことを実感しました。
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食後は向かいにあった京阪の駅の方に行ってみました。
ちょうど踏切が鳴ったので撮影を行いました。
800系の新塗装車が来ました。800系は塗装変更で印象がガラリと変わりましたね。
本線系統の電車と同じ緑を基調とした新塗装も、似合っていると思います。
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後輩は地下鉄に乗ってやってくるそうなので、地下鉄の改札の前で「地下鉄に乗るっ!」のポスターを撮影しました。
元々京都市営バスと市営地下鉄の利用促進を目的に登場したキャラクターですが、好評だったこともあって昨年アニメ化されました。
今度は「地下鉄男子のアニメを作る」新プロジェクトも進行中らしいです。
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後輩と合流して、再び新快速に乗ります。
入線してきた時に撮った写真ですが、完全にタイミングをしくじりました。
車両は223系の2000番台と1000番台の混結。
自分達が乗った車両は1000番台でした。
何気に1000番台は初乗車です。
山科を出た時点では混んでいましたが、京都でお客さんがどっと降りたので席にありつけました。
進行方向右側の席に座ったので、ずっと並走する電車を眺めていました。
JRの電車だけではなく、山崎のあたりで阪急の電車が見えるのも自分のお気に入りの風景です。
淀川を渡って大阪駅に到着。新橋を出て実に10時間が経過していました。
新幹線の偉大さを改めて実感します。
大阪を出ると、並走する207系や323系を次々に追い抜いて爆走していきます。
神戸で東海道本線とは別れを告げ、山陽本線に入ります。
スマシオの絶景や山陽電車の線路が見えると姫路はすぐそこです。
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姫路からは普通電車の播州赤穂行に乗り継ぎます。
車両は223系7000番台。乗り継ぎがタイトだったので写真が撮れませんでした。
網干所属の223系は221系との併結が可能な編成がいますが、その中で221系の性能に固定した車両に元の車番に4000番を加えて改番しています。
7000番台は3000番台が元の車両なんですね。
播州赤穂行は混んでいたので、座ることが出来ませんでした。
相生に到着し、ここからは三原行に乗り換えて岡山へ。
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車両は115系のG編成です。写真の側の先頭車は普通の115系と同じ顔ですが、反対側は103系のような顔をしているのが特徴です。
座席は転換クロスシートですが、国鉄型車両のリニューアルにありがちな窓割りと席が合ってない座席もあります。
ちょうど自分たちが座った席がそうでした。
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兵庫と岡山の県境のあたりで、陽が落ちてきたので良い景色が撮れました。
今回は乗り継ぎが上手く行きましたが、姫路と岡山の間は普通列車の本数が少ないので、18きっぷの旅行の行程を建てる上でネックになったりします。
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岡山に到着。
岡山ではマリンライナーに4分で乗り継くというハードモード。
三原行は2番線に到着して、乗り継ぐマリンライナー53号が発車するのは6番線からです。
スーツケースを持ってエスカレーターを駆け上がり、なんとか間に合いました。
乗車前に少しだけ余裕があったので、223系と5000系の連結面を撮影しました。
5000系の2号車と3号車は、見かけは完全に223系と同じですが乗務員室のドア横のJRマークがJR四国のコーポレートカラーの水色になっています。
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帰宅ラッシュの時間と重なったので、岡山を出発してしばらくはかなり混んでいました。
身動きが取れないほどの混み具合でした。
個人的にはマリンライナーは現状の5両だと、ラッシュ時では輸送力不足だと思います。
妹尾と茶屋町で少しづつお客さんが降りていき、児島でラッシュから解放されました。
ちょうど向かいのホームに115系が止まっていたので写真を撮りました。
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児島はJR西日本とJR四国の境界駅です。
1日のうちに普通列車を乗り継いで、JRを4社またぐことに成功しました。
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児島はジーンズで有名なので、ホームの自動販売機がジーンズのデザインになっていました。
ダメージジーンズなんかも児島で作っているそうです。
洗濯機の中にジーンズと小石を入れて、回す過程でダメージ加工を行っています。
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児島を出ると瀬戸大橋に入ります。
児島を出ていくつか橋やトンネルを通って、瀬戸内海の上を通る本橋にさしかかります。
ちょうど陽が暮れる時間帯だったので、赤く染まる海と夕焼けのコントラストが美しかったです。
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瀬戸大橋から瀬戸内海を眺めてみます。
瀬戸内海の島々や行き交う船が見えます。
このあたりは24時間絶え間なく船が行き交っています。
貨物船やフェリー、漁船もここを通ります。
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宇多津の工業地帯が見えてきました。
ついに四国に到達です。
このあたりで造船所のドックも見えました。
ドッグ自体は豊洲や横浜にあったものが、プロムナードとして整備されていたりしますが、現役のドッグは初めて見ました。
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坂出を出ると、ノンストップで高松まで駆け抜けていきます。
考えてみるとマリンライナーって「新快速高松行」って感じがしますよね。
高松の運転所には113系が休んでいました。
19:06分。新橋を出発して13時間半あまりの長旅を終えて高松駅に到着しました。
新幹線とマリンライナーを乗り継げば4時間で到達する距離を、3倍の時間をかけて旅行しました。
ある種の感動さえ覚えました。
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マリンライナーの1号車と2号車の連結部分です。
5000系は223系と完全に同じですが、1号車の5100系は横須賀総武快速線のサロE217と同じ構造で作られています。
連結部を見るとその違いがはっきりとわかります。
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先頭車両の5100系です。瀬戸大橋開業30周年のヘッドマークを付けていました。
今年でデビューから15周年です。当時鉄道雑誌で写真を見て一目ぼれしたのを覚えています。
何度見てもかっこいいデザインです。
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私の大好物であるキハ47です。ちょうど1番線に徳島行として止まっていました。
1200系や1500系への置き換えが進んでいますが、まだまだ徳島を中心に健在です。
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ホテルに一旦荷物を置いてから、夕飯を食べに行きがてら瓦町を散策することにしました。
自分としては琴電に初めて乗るのでワクワクします。
琴電ではスイカやPASMO、イコカなどのICカードを利用することが出来ます。
琴電オリジナルICカードのirucaも販売されています。
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瓦町行の電車がホームに入って来ました。
車両は元京急700形の1200形です。琴平線の主力車両です。
この車両は琴電初の4ドア車です。
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程なく瓦町に到着。こんぴらさんラッピング車両の1200形と連結して4両で走っていたようです。
奥には長尾線の電車も止まっていますね。
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琴平線・長尾線・志度線が集まるターミナル駅の瓦町。
駅ビルも併設されており、高松の中心街に位置しているのでかなり大きな駅だという印象を受けました。
駅の近くの商店街をふらつき、松乃屋で食事をしたのちホテルに徒歩で戻りました。

1日目の自分の記事は以上です。
2日目は今回の合宿のメインイベントの様子をリポートしていきたいと思います。
それでは失礼します。

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台風が抜けて関西は一転、厳しい残暑です。
とはいえ、もう関東に戻ってきてはいます。

さて、6日目に行きましょう。
6日目は急行に乗ります。
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急行に8600系トップナンバーのX51編成が組み込まれていました。相方は1249系VE50編成でした。
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昨日乗った灘五郷もいました。大分見るようになりました。
ここから生駒まで乗ります。生駒でけいはんな線に乗り換えます。7000系HL01編成。
学研奈良登美ヶ丘に着きました。
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駅前にはバスが2台。ただ、ここに来たのは3扉車が目的なので、ここはまだ待ちます。KCブルリと思って期待しましたが、中扉4枚折り戸車だったので。
なかなか次のバスが来ませんでした。思ったよりはバスの本数が少なかったので、ちょっと焦りました。実は着いたときに1台3扉車が出てったので、写真が撮れませんでした。来る途中、富雄あたりで駅前に3扉車がいたんですが、それも写真撮れませんでした。前にここに電車を撮りに来た際、3扉車が結構ひっきりなしに出入りしてたんで、本数が多いと思って油断してましたが、ダイヤの問題とかもあるんでしょうか。
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そう言ってたら、来てくれました。おりばで客を降ろしてから、ロータリーを回り、のりばに出てきました。
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後部扉部を拡大。もはや3扉車がまとまった数活躍するのは、全国でも奈良交通の北大和営業所くらいじゃないでしょうか。奈良営にもいるみたいですが、数が少ないので見たことはないです。キュービックのもいるらしいんですが、見たことないです。
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普通の長尺車ですが、キュービックも来ました。これが結構長いんですけどね。
さて、生駒に戻ります。7000系HL04編成。
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生駒からは3220系KL22編成の急行でした。やっぱり3本しかいない割に、よく難波行き急行に入ってるのを見ます。
ここで1本電車を待ちます。
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夢を走らせよう号の1000系HS54編成の快急で、九条まで出ます。
九条の商店街を抜けて、その先にあるのがこれ。
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大阪市電発祥の地の碑。明治36年、ここ九条新道の花園橋から築港埠頭まで、市電が開通しました。これが大阪市営交通の走りですから、大阪市営交通の発祥の地でもあります。
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エアロスターのCNGが来ました。だんだんと大都市圏から姿を消してきているCNG車ですが、大阪ではまだかなりの数が現役です。
ここからは中央線でコスモスクエアに行きます。20系2605F。
コスモスクエアからは南港ポートタウン線で中ふ頭へ。200系第15編成。また第14編成を狙いに行きます。
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南港検車場は見える位置には赤と青だけ。とりあえず来る電車を撮ります。
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オレンジの第5編成です。
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緑の第11編成。
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今日も運用入りした100A系第34編成。こうも連続で入るとありがたみがなくなってきます。
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緑の第4編成。第11編成よりも黄みが強いです。
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青の第17編成。学生がデザインしたラッピングをまとっています。そういえば、この間パンダカラーの車両が搬入されたそうですね。
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第15編成が帰ってきました。運用が一周したので、今回も第14編成が運用入りしていないことを確認しました。
とりあえず駅を出ます。
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階段の途中で検車場の中が見えるので、ちょっと撮りました。
ここから一駅分歩きます。着いたのはここ。
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大阪府咲州庁舎、通称コスモタワー。かつてのWTCで、造ったはいいものの、折からのバブル崩壊による不景気を受けてオフィスやテナント誘致が難航、咲州地区の開発も思うように進まず、隣接するATCとともに苦境に立たされていました。ATCはそのあとも存続していますが、WTCは府が、谷四の府庁舎の老朽化による建て替えの代わりとしてなどの利用によって譲受し、府庁舎として平成22年より活用しています。高さは256m。10㎝高いりんくうタウンのりんくうゲートタワーに次いで、国内4番目の高さを誇るビルです。ここの55階には展望台があり、地上252mからの景色を楽しむことができます。52階までエレベーターで昇り、そこから53階に行くエスカレーター、さらに55階に行くエスカレーターを乗り継いで到達します。
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さて、ここに来た理由がこれ。南港検車場の中身を上から確認すること。周辺からは見えませんが、コスモタワーに昇ればしっかりと見えます。やっぱり第14編成はここにいました。
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電車のすれ違いも見えます。上からだとより構造がよくわかります。
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さらに遠くでのすれ違いも。こうしてみると、かなり駅ののりばの長さが長いのがわかりますね。8連くらいには対応しているようにも思えます。
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朝潮橋だったかを撮ったんですが、電車も写ってはいても全然何の写真かわからなくなりました。中央線まで行くとちょっと遠すぎますね。
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第17編成の側面ラッピングが確認できるでしょうか。ちょっと遠いですが、ラッピングがあるのがわかります。
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ついでに景色も見ます。まずは中心街のほう。右端の高い特徴的なビルは言わずもがな、ハルカスです。
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こっちは南側、フェリーターミナルのほうです。最近フェリーターミナルを発着するフェリーの数も減ってきているようです。
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こっちは和泉地域の方角。この写真ではわかりにくいですが、一応関空と連絡橋、りんくうゲートタワーが見えます。関空も大変なことになりましたが、復旧はどういう風に進むのでしょうか。国内線だけでも復旧させるとは言いますが、あそこまで大規模な浸水が起き、連絡橋も損傷しているとなると、そもそも復旧するための機械や人員を送り込むのも大変です。
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こっちは西側、神戸のほうです。はるか向こうに淡路島と明石海峡大橋が見えます。
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これは足元にあるATC、アジア太平洋貿易センターです。
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天保山のほう。海遊館も見えます。鹿児島にも天保山という場所がありますが、あっちは「てんぽざん」と読みます。こっちは「てんぽうざん」です。
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コミトレや関西コミティアなどで有名なインテックスです。大阪での大規模な即売会系は、基本的にここでやります。
そろそろ下ります。トレードセンター前の駅のほうに行きます。
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コスモタワーを下から。特徴的な形です。そういえば、台風による突風で、駐車場の車が何台も飛ばされて転がっている映像が中継で流れましたが、そこがここに隣接する駐車場でした。
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駅に入ると、風鈴が作ってありました。ATCでイベントをやっていたこともあって小さい子が多かったので、こういうのもいいですね。
ここから第5編成に乗ってコスモスクエアに戻ります。
コスモスクエアからは7000系HL10編成に乗って弁天町へ。7000系ではラストナンバーです。
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なんかキャラができてる・・・弁天町だから弁天さんの恰好ってことですかね。
ここのマクドで昼を食べ、環状線で大阪へ。大和路快速は221系ナラNB808編成。
大阪からは新快速に乗り換えます。223系ホシW4編成とV54編成。
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そろそろほんとに廃止になる予定の南宮原、北宮原の両踏切。昔身近な存在だったこともあって、危ないから廃止するのには賛成する半面、ちょっと寂しいです。そういえば、ここの警報器も台風で折れたようです。
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吹田にはU@techが。吹田の主となりつつあります。
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吹田には奈良線転用に伴って編成から抜かれた、205系0番代の中間ユニットも置かれてました。
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向日町には117系がいっぱい。あんまり珍しくはないですね。
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SHINOBI TRAINがいました。写真撮るのは何気に初めて。
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113系がいます。こっちも珍しくはないです。
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パンダくろしおがいました。これも写真撮った記憶がありません。
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いつもの113系です。
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クモルがいます。割といつもここにいますね。京都鉄博で展示されたころにはきれいになってましたが、前回見たときにはクル側だったかが薄くなってたので、塗り直したんですね。
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DD51がいました。2台いましたが、普段あんまりここで見ない気もするので、案外貴重かもしれません。
そんなこんなで大津京に着きました。最近ゴールデンルートになりつつあるここで大津線に乗り継ぐルートです。
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来たのは80形塗装の700形701F。案外見るんですよね、この編成。学生でにぎわう電車に乗りながら浜大津まで。あ、今はびわ湖浜大津ですね。
いつもここで乗り換えてたので、実は初めての降りるという行動。
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改札を出るといきなり近江の8Eがお出迎え。西武のお古かなんかでしょうか。子会社の湖国にも8Eは結構多いですね。
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800形の新塗装が来ました。最近こっちもじわりじわりと増えてきました。
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京阪バスが来ました。ここの京阪バスは中型車のイメージが勝手にあったんですが、普通に大型車も来ますね。
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江若も来ました。前面に江若の文字がありますが、それはよく撮れませんでした。
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600形のトップナンバーが来ました。まだ旧塗装です。
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琵琶湖のラッピングです。これもいつまでやってるんでしょうか。大分前から見る気がします。
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京阪のエアロスターも来ました。幕車です。
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800形もなんやかんやまだ旧塗装が結構多いです。
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近江のポンチョが来ました。トップドアです。大市交みたい。青地なのは何なんでしょうか。
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またしても600形の旧塗装。
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さて、今回のメインディッシュ、ユーフォラッピング(2代目)です。この間はしっかり撮れなかったのでリベンジです。これも鉄コレ出ますかね。
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ずっといた京阪のエアロスターです。動く気配がありませんでした。
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行きかう800形旧塗装。
そろそろ駅に戻ります。
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駅にあった広告。妙にリアルに描かれています。
ここから京津線でまた逢坂山を超えます。今年4回目。
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その前に700形新塗装です。
電車は801Fでした。そういえば、寺町三条のホームズヘッドマーク付きでした。
三条京阪からは京阪特急に乗ります。8000系8002F。久しぶりにダブルデッカーの2階に乗りました。
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枚方市辺りでゲリラ豪雨に遭いました。
これで北浜まで。
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プレミアムカー1周年ヘッドマーク付きでしたが、よくわからない写真になりました。
ここからは堺筋線で恵美須町へ。3300系3305Fでした。最近妙にこの編成と関わりがあるので、愛車になりそうです。
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途中で新しい古都に出会いました。
この後は日本橋を散策、そのまま難波へ戻り、近鉄快急で奈良に戻りました。9020系EE26編成、EE32編成、9820系EH22編成でした。
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奈良には尼崎行き快急がいました。ラッシュ時限定ですね。分併もない最初から最後まで10連の快急です。
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後の準急で8600系X69編成が来ました。久しぶりに見た気がします。

帰省記事もあと1日です。これが終わったら、甲府にバスを撮りに行った記事を挟んで、いよいよ合宿記事に入ります。
もう一人のほうが先に合宿記事を上げてるはずなので、まずはそっちを、ということで。
台風がとんでもなかったので、ちょうどいた奈良から出られませんでした。台風が何とか抜けたと思ったら今度は北海道で震度7。被害に遭われた方にお見舞い申し上げます。
それではまた。
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