青山学院大学鉄道同好会公式ブログ

青学鉄道愛好会の公式です。ほんとに公式です。ゆるめで運営してます。生暖かい目で見守ってやってください。最近は結構真面目になって来ました。いつでも入会歓迎します。ツイッターのアカウントは@agu_railwayです。入会希望の方は、ここにDMを下さい。また、文句や意見、感想などありましたら、お気軽に、どしどしコメント欄にお寄せください。よろしくなのです。ほらそこ、ほとんど個人ブログやんとか言わない。

今回はデビューから45年が経ったJR九州のディーゼルカー、キハ66・67についての記事を書いていこうと思います。
この記事では、キハ66という表記に統一させて頂きます。

今年3月14日のダイヤ改正でJR九州に新たな車両が加わりました。
長崎~佐世保間にYC1系がデビューしたのです。JR九州としては初めて蓄電池を搭載したハイブリッド車両で、キハ66と比較すると燃料消費量がおよそ20%低減される省エネ車両です。
前面のデザインを見ると昨年にデビューした821系の気動車版という印象を受けますね。
ちなみに形式名の「YC」は開発コンセプトの「やさしくて(Y)」と「ちからもち(C)」のローマ字の頭文字を組み合わせたものになっています。
YC1系は平成30年に量産先行車がデビュー。今年2月には量産車3編成6両が甲種輸送され、3月から運用が開始されました。先日も3編成6両が増備され、順次キハ66の置き換えが行われていくことになります。
3月のダイヤ改正直後にも運用を離脱したユニットが出ました。
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▲長崎駅に貼られていたYC1系を宣伝する広告。「スマートドア」と呼ばれるドアボタンによるドアの開閉が行えることが特徴です。

キハ66は昭和50年の山陽新幹線の博多開業に合わせて、北九州・筑豊地区の輸送を改善することを目的に導入されました。
設計面はキハ58を踏襲していましたが、気動車としては初めて転換クロスシートを採用しました。普通・快速のみならず、急行列車としての運用も想定したそうです。のちの185系に通ずるものを感じますね。
エンジンはキハ181やキハ65で採用されたDML30HSDをパワーダウンしたDML30HSHを採用しています。
キハ66とキハ67の2両でユニットを組んでいるのが特徴で、15ユニット30両が直方気動車区に配属されました。キハ66にトイレ、キハ67に冷房用の発電機を搭載してキハ66に給電を行っています。どちらも片運転台の車両なので、原則ユニット同士を組み合わせて運用に就いています。
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▲長崎駅に停車するキハ66。デビュー時はこの急行色をまとっていました。
現在はトップナンバーである第1ユニットの編成と、台車の交換が行われた100番台のユニットの計2本がこの塗装で走っています。

デビュー当初は筑豊本線や篠栗線での運用の他、関門トンネルを経由して下関まで乗り入れたり、キハ58と併結して筑豊本線の急行「日田」に使用されることもありました。「日田」は直方から筑豊本線と鹿児島本線を経由して小倉に出て、日田彦山線と久大本線を経由して由布院まで行く複雑な経路の列車でした。
昭和55年のダイヤ改正で急行運用は無くなりましたが、筑豊エリアのローカル列車として活躍を続けてきました。
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▲早岐駅を出発するキハ66。個人的にはこのデビュー当時の塗装と、シーサイドライナーの塗装の混結は結構好きです。

JR化後も筑豊での運用を続けていたキハ66。デビュー時に換装していたエンジンのDML30HSHが老朽化したため、JR東日本のキハ110などに使われているDMF13に取り替えられました。塗装もキハ40系列やキハ58と同じように、白地に青帯の物へと塗り替えられました。
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▲田川後藤寺駅に停車するキハ147。JR九州のローカル運用で活躍する国鉄型気動車はこの塗装をまとっていましたが、今はキハ40・140だけになりましたね。後は415系の鋼製車もこの塗装で活躍していますね。

平成13年、筑豊一筋で頑張って来たキハ66に転機が訪れます。
筑豊本線と福北ゆたか線の電化開業により、全車が故郷である直方から長崎に転属したのです。そういえばこの時のダイヤ改正では、DD51が牽引する50系と12系客車による普通列車も姿を消しましたね。
筑豊から長崎・佐世保に活躍の舞台を移したキハ66は、白帯と青帯のJR九州の標準色からキハ200と同じシーサイドライナーカラーに変更されました。
なお平成12年に国鉄急行色に復刻された第1ユニットの編成は、そのままの塗装で長崎でも運用されることになりました。
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▲諫早駅に停車するキハ66。キハ58のシーサイドライナー塗装は紺色でしたが、キハ66はキハ200と同じ青色のシーサイドライナー塗装をまとっています。
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▲シーサイドライナーとして活躍するキハ66とキハ200。どちらの形式でも2両編成の場合はワンマンで運転されています。
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▲長崎駅の側線に停車するキハ66。そういえば長崎駅の高架化によって、地上ホームの側線に停車する光景も過去のものになったんですね。

しばらくは大きな動向が無かったキハ66にも、平成27年に初めて運用を離脱するユニットが出てきました。この編成は翌年には廃車となり、それまで40年以上廃車の無かったキハ66としては初めての廃車となりました。
そして今年のダイヤ改正でYC1系が導入されることにより、運用を離脱するユニットが出てきました。
ダイヤ改正直後に4編成が離脱し、中にはラストナンバーの15番ユニットや中の人がお世話になった9番ユニットも含まれていました。
先日YC1系の甲種輸送が行われたので、今年度中に運用を離脱するユニットがまた出てくることも予想されます。キハ66は全てYC1系に置き換えられる計画なので、今のうちの記録をおススメしたいですね。
夏休みには爽やかな青色をまとって長崎の海沿いを走るキハ66に乗りにいかれてはいかがでしょうか?

ちなみにJR九州の他の線区にもYC1系が導入される予定なので、今後はYC1系によってキハ40やキハ140の置き換えも行われるかもしれないですね。
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▲長崎駅に並んで停車するキハ66。ちょうど高架化工事が完了する直前だったので、後ろには高架線が見えます。キハ66が並んで停車するシーンも段々と見られなくなりそうですね。
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キハ66はそれまで全国に一律で同じ規格の車両を導入していた国鉄の設計思想から脱却し、地域ごとに合った設計の車両を導入する先駆けになったとも言えます。
もしかするとJR九州で個性的な列車が走っているのも、元をたどればキハ66という先駆者がいたおかげかもしれませんね。
中の人も好きな車両なので、最後の日まで大村線の海沿いを元気に走り続けて欲しいと思います。
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▲地上駅のホームから見た高架の長崎駅。中の人が訪問した時は2月の半ばだったので、あと1か月ちょっとで開業するという時期でした。

それでは今回はこの辺で記事を締めたいと思います。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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先日、只見線で活躍していたキハ40が小湊鉄道に行ったというニュースを見て、自分はあのキハ40と思わぬ接点があったので記事にしてみようと思います。

昭和52年にデビューして以来、全国の非電化路線で活躍を続けているキハ40系列。JR化後は旅客6社に引き継がれましたが、近年では徐々に活躍の場を狭めています。
この記事ではキハ47・キハ48も一括でキハ40と書かせて頂きます。
平成28年のダイヤ改正では参宮線・紀勢本線から撤退し、旅客会社の中では最も早くJR東海からは引退しました。
平成29年のダイヤ改正では烏山線、平成30年には八戸線から撤退。新型車両の導入によってJR東日本からも追われていきます。
そして今年の3月のダイヤ改正ではキハ40の「聖地」とも言える北海道にH100形が導入。函館本線の長万部~小樽間のいわゆる「山線」と呼ばれる区間のキハ40を置き換えました。
同時に羽越本線と只見線や磐越西線からもキハ40が姿を消しました。
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▲会津若松駅に停車するキハ40とE721系。南東北エリアでおなじみの東北地域本社色も、3月のダイヤ改正で見納めになりました。
5年前まではこのカラーは小牛田運輸区にも所属しており、石巻線等で活躍していましたね。
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▲村上駅に停車するキハ48。国鉄急行色風の塗装をまとった車両も活躍していました。
キハ40はデビュー時にこの塗装をまとっていなかったので、ある種新鮮に映りました。
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▲酒田駅に停車するキハ47。青を基調にした新潟色も羽越本線から姿を消すことになりました。
運用を離脱した車両の中にはミャンマーに譲渡されたものもいますね。
ミャンマーって何気にキハ40天国なんですよね。北海道色もいれば、東北地域本社色もいて、東海色もいて…キハ40好きとしては是非行ってみたいものです。
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▲会津若松駅を発車する赤色をベースにした新潟色のキハ47。
磐越西線の長距離の普通列車で走る姿も見納めになりました。

さて新潟・会津地区のキハ40を軽く紹介したところで、本題の小湊鉄道に譲渡されたキハ40に移りたいと思います。
2年前の1月、筆者は青春18きっぷの消化のために只見線に乗りに行きました。
その時は雪の中を走る只見線を満喫できて、とても興奮したことを覚えています。
スケジュールの都合で会津若松から若宮まで乗ったのですが、若宮駅は「これぞローカル線」という雰囲気のある駅だったことが印象深いですね。
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▲若宮駅に入線する只見線のキハ40。3両編成で運転されており、1両目と2両目は寒冷地仕様の500番台。3両が暖地仕様の2000番台の車両でした。
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▲3両目の車両はキハ40-2021。昭和54年に富士重工で製造されました。乗った当時は何気なく車番を記録していたのですが、まさか先日驚くことになるとは…

5月18日から20日にかけ、郡山総合車両センターから小湊鉄道の五井機関区に2両のキハ40が回送されました。
回送されたのは3月まで只見線や会津若松周辺で運用されていたキハ40-2021・2026の2両。そう、筆者が2年前にお世話になった車両が含まれていたのです!
まだ小湊鉄道からの正式な発表はありませんが、この2両のキハ40は小湊鉄道で使用されるものだと思われます。関東でキハ40が走るのは、3年前まで走っていた烏山線以来ですね。
小湊鉄道で運用されているキハ200の経年の古い車両を置き換えると予想されており、多くの鉄道ファンの注目を集めています。

今回はたまたま小湊鉄道へ甲種回送されたキハ40に思わぬ接点があったので、記事にさせて頂きました。
小湊鉄道と接続するいすみ鉄道にはキハ52やキハ28の急行列車が走っているので、このコロナ騒ぎが収束したら是非乗りに行かれてはいかがでしょうか?
記事を書いていて個人的に思ったのは、乗った列車の車番を記録していると思わぬつながりが生まれるということですね。京都鉄道博物館にいる500系の先頭車も「のぞみ」時代に乗ったことがありましたし…

それでは今回はこの辺で失礼致します。
最後までお読みいただきありがとうございました。

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完全にほっとく形になってました。
中の人は卒業してOBになりましたが、ストックがまだあるので何とか書きます。
とりあえず3日目に行きましょう。

3日目は近鉄奈良駅前で少々撮影です。P2000509
奈良200か976は新型エルガです。最近は奈良交通でも、特に奈良市内ではこれが多数派になりました。
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奈良200か897は市内循環用のエルハイです。この角度からだと特徴的なリアの側窓もよく見えますね。
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奈良200か470はセレガ。大体空連に入ってる個体だと思います。
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奈良200か324はHRのチョロQ。470が被りかけました。
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奈良200か1104は新型エルガです。
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奈良200か806はレインボーⅡ。
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奈良200か896も市内循環用のエルハイです。
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奈良200か657はエルガ。バンパーの印が黄色○なので平城営業所の車です。
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324が戻ってきました。
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新型エルガの奈良200か1161の横を市内循環用新型ブルハイの奈良200か1107が抜けていきます。
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そのあとをレインボーⅡの奈良200か804がついていきました。
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奈良200か1038は市内循環用のエルハイです。登録からしてディーゼル仕様のエルガはLV290系に移行した後の車ですね。
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奈良200か1157は新型エルガ。
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奈良200か856はエルガミオです。
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奈良200か152はHRロング。
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奈良200か722は市内循環用のブルーリボンⅡです。市内循環用では珍しいディーゼル車。幕も3色LEDです。
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奈良200か785はレインボーⅡです。
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新型レインボーの奈良200か1108が貸切表示で走っていきました。
さて、あんまり収穫がないのでとりあえず奈良を後にします。
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のりばに下りると、快急にGo!Go!灘五郷の阪神1000系HS07編成が入ってました。今はもうラッピング解除してます。
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車内は一回リニューアルされたので、前よりパワーアップしてます。吊革には小っちゃい酒樽も。
これで日本橋まで。
日本橋からは堺筋線で北浜に出ましたが、この時乗った編成の記録を生憎忘れたので不明です。
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北浜からは京阪電車の特急です。すごいわかりにくい写真ですが、幕がLEDの編成が来ました。この時点では8006Fと8008Fしかまだいなかったので、そのどっちかです。今も8010Fを含めた3編成しかいません。
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空いてたのでプレミアムカー、通称P車に乗りました。個人的に割と好きです。3列の偏心リクライニングなので、流石に快適です。各座席コンセントもあって、足元灯や専門車掌などのサービスも。床もカーペットで静粛性が高いです。
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さて、電車は宇治川を越えます。豪雨の影響で水かさが増し、かなり茶色い水が流れてますね。
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さて、出町柳に着きました。P車独特の側面幕。この車両のみ指定席制なので、発券の関係上便宜的な号数が付きます。まあ列番をそのまま振ってるだけですね。一応発車時刻も出る仕様です。
ここからは叡山電車です。
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駅にはであいもんとnew game!のコラボパネル、まちカドまぞくの告知パネルがありました。ちょうどこの時はまちカドまぞくが放送中で、結構ツイッターとかでも話題になってましたね。夏コミでも結構見かけました。いや、冬でもそれなりに見ましたね。この間見ましたが、うん、これは百合アニメです(断言)。
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乗る電車は、これまたまちカドまぞくラッピングの710形711号車。側面の桃のステッカーが貼られた下にうっすらと叡電のロゴをはがした跡があります。
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車内もラッピングする気合の入れよう。戸袋のポスター枠にも専用のものが入ります。
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元田中で730形732号のひえいとすれ違いました。賞も受賞したこの車、見たのはこの時が初めてです。
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ドアステッカーもまちカドまぞく仕様。細かいとこまで凝ってます。
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さて、降りたのは茶山です。
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車外側にもこのステッカー。シャミ子のだけ撮りそびれました。
ここから歩きます。
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ブルシチの京都市営903号車が通りました。最近遂にこのグループにも波及してきたフルL化の波。田の字テールにフルLはすごい違和感があります。
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京都市営1791号車は西工エルガです。全国的にこのグループはPJ規制車までが多い中、この車はその次のPDG規制車なので、いかに京都市営が西工のヘビーユーザーだったかがわかります。
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高野川べりまで来ると、比叡山ドライブウェイのかなり古そうな看板がありました。7㎞も行けば山の登り口ってことですね。かなり近いです。
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さて、着いたのは京都バス高野営業所。7Eを狙いに来ました。端っこに1台、KC-LTの73号車がいます。その横は車両がわかる範囲で、右から順にエルガの35号車、エルガの20号車、同じくエルガの80号車、新型エルガの61号車です。あまりいすゞのイメージがない京都バスですが、高野はかなりいすゞ車の配置が多いです。73号車は平成8年式と京都バスでもかなりの古参車で、最近はかなり行く末が心配される1台。大型短尺であることもあってあまり動くことがなく、度々次の廃車候補として予測が経ちます。
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奥に行くと平成8年式KC-RHの17号車、15号車と平成14年式元京阪リエッセの74号車がいました。地味に京都バスでも屈指の古参車であるRHは、高野に乗合・貸切兼用車が3台、嵐山に貸切専用車が2台在籍します。今京都バスで一番元気な京都22ナンバーだと思います。まあ小型ナンバーなんですが。ただ、17号車は側面に一般表記があるのでまだいいんですが、15号車は貸切表記なのが少し気になります。そして74号車は、登録ナンバーからして去年の初めごろの移籍と思われます。京都バスにも元々プロパーのリエッセはいますが、仕様が違います。74号車で検索すると先代のKC-UAばっかり出てきます。
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奥にはメルファ7Mの18号車もいました。隣は僚車の19号車だと思います。使い方は17号車などと同じです。
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V8エルガの62号車がやってきました。ワンステにデンソークーラーと京都バスらしい仕様です。
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ポンチョの11号車もいました。7mの貸切兼用車なんかは小型ナンバーですが、小型の路線車は大型ナンバーなんですね。
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エルガミオの6号車が出てきました。
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続いてエルガの29号車も出てきました。
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川端通りを三重交通の貸切セレガ、6523号車が来ました。
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今度はエルガの43号車です。
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京都市バスの新型エアロスター、3219号車が来ました。
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対向で3684号車も来ました。こっちはフルL。
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ブルシチノンステの972号車も来ました。
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エルガの1号車がやってきました。この会社の附番ルールはいまいちよくわかりません。
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6号車が戻って来ましたが、高野川を渡る方に曲がって行きました。
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新型ブルハイの154号車が来ました。相変わらず派手なレタリングです。
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続いてエルガの45号車もやってきました。
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西工エルガの京都市営1791号車が来ました。
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エルガの3029号車も来ました。
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新型エアロスターの3673号車が来ました。
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続いては西工エルガの1969号車です。
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73号車の側面です。前後扉に黒サッシの2段窓。京都バスでは途中から逆T字窓多様に移行してるので、結構違和感があります。
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西工ブルーリボンⅡの京都市営1481号車がやってきました。
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新型エルガの128号車です。京都バスの車番として、100番台は日野が多いらしいんですが、こいつはいすゞなので最近基準変えたんですかね。
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京都市営1494号車は西工ブルーリボンⅡ。ワンステ車ですが、外から見るとノンステと見分けがつかないのがこの車体です。
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京都市営902号車はブルシチノンステです。
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初期型ブルーリボンⅡの104号車が来ました。
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対向はRAの34号車。
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西工ブルーリボンⅡの京都市営1479号車です。
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20号車が出てきました。
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京阪の定観用セレガ、C-3281号車がやってきました。ちょうど定観の運用に入っているようです。
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新型エルガの65号車が来ました。
さて、7Eが動くどころか手前に別の車が入って出れなくなってるので撤退します。
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新型エアロスターの京都市営3532号車です。
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CNGエルガの京都市営1799号車。
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3532号車は高野の交差点を南に曲がって行きました。
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茶山からは900形903Fで出町柳に戻ります。車内はそれなりに混んでたので、座れはしなかったです。
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出町柳にはであいもんのラッピング車の720形723号車がいました。叡電だと地味にきらら作品以外のラッピングは珍しいですね。
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相変わらずのポスター。シャミ子かわいいよシャミ子。桃もかわいいよ。2人でお幸せに
因みに吉田優子が何でシャミ子なのかわからない人に向けて説明すると、別名がシャドウミストレス優子だからです。説明になってないですね。次行きましょう。
ここから京阪電車、市営地下鉄、琵琶湖線の新快速、普通と乗り継いだはずなんですが、どこにも記録が残っておらず、どの編成に乗ったかがわからずじまいです。とりあえず三条(三条京阪)、山科、能登川と乗り継いで稲枝に向かいました。
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狙いは彦根観光バスです。彦根観光バスは彦根市内に本社を置く観光バス会社で、稲枝発着の路線バスも1路線のみ運行しています。朝夕のみの運行で、運行本数も非常に少なく、かなり捉えづらい事業者です。路線バス用の車両はこの赤いリエッセの滋賀200あ134のみである可能性があり、路線バスが非常に小規模であることが窺えます。その代わり、観光バスは関西一円で貸し切り事業を行っているようで、その業界ではそれなりの存在感を放っているようです。
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稲枝駅舎です。JR西の建て替えた橋上駅として結構標準的な造り。滋賀県内には多い雰囲気です。この系統の駅ではちょくちょく駅前ロータリーを工事してますが、ここもそうでした。P2000602
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134が出て行きました。実はこの時、この時間1本しかない(循環路線なので帰っては来るものの、そっちの時間では遅すぎて狙えないのがわかってたのでこの時間です)この便を撮るために乗り換え案内で検索し、何とかちょっと余裕をもって間に合う時間の電車に乗ったんですが、琵琶湖線が遅れてしまい、この便に間に合うかどうかわからなくなってしまいました。しかも連絡待ちなどもあって、結局その時間にどうやっても間に合わない時間に。ですが、本数が少ないのもあってか、何とかバスの方が待ってくれたので、間に合った次第です。そして帰りの時間もすぐ迫っていたので、稲枝滞在時間はものの4分ほど。とんぼ返りにもほどがある。
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駅に戻ると、来た電車はなんと最後の221系未更新車だったホシA3編成。A1編成が幡生に入場したのちは最後に残った未更新車として注目され続けた存在です。去年の暮れごろについにこの編成も入場、221系のリニューアルはこれにて完了しました。そんな網干の221系も、225系の追加投入によって網干から全編成が転出することが発表されており、玉突きで201系が全廃されることになります。221系がJR京都・神戸・山陽・赤穂線から撤退するわけですが、琵琶湖・湖西・草津線の車は、京都車のみはまだ生き残るんでしょうか。113・117系置き換えの話もないので、多分まだでしょうね。ただ、8連貫通編成だったり、快速運用だったりはもうなくなりますし、大阪発着の快速(草津線直通運用)以外では京都以西には乗り入れなくなるんですね。それと気になるのが、現在ラッシュ時に1運用のみ残る網干の221系6連車が使われる播但線の運用ですが、これも225系に置き換わるんでしょうか。103系だけでは賄いきれないと思うので、225系の運用になるんでしょう。それとも、和田岬線が置き換わってこっち専属になるっていうウルトラC的なことが起きるんでしょうか。そういえば221系になる前、この運用は日根野から追い出された青の103系初期車6連(かなり色あせた編成でしたが)の運用でした。そんなことになれば、103系青の6連の運用が復活なんてことに・・・まあありえないか。
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未更新車特有の車内を撮ります。座席とか妻面とか。黄色に着色されてない手摺もビニールの枕カバーももう見ることはできません。221系未更新車の特徴だった妻面に設置の次駅案内の電光表示器(デジタル時計付き)ももう見ることはありません。そういえば、同世代の311系も同じようなのがついてますね。当時、バブル期ではハイテクデバイスだったんでしょう。今となってはノスタルジーすら感じさせます。
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途中渡る川がかなり濁ってました。まあ夏ですから、台風とか豪雨とかが多いですからね。
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新幹線も見えます。色づき始めた田んぼの向こうを颯爽と白い一筋の車体が駆け抜けていきます。
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野洲駅前には滋賀バスの新車が。新型のエルガミオは既に数台が導入され、各路線の運用に就いています。これまで三菱車がほとんどだった滋賀バスに入ったいすゞ車、かなり目立つ存在ですが、まあここは結構車が古かったですしね・・・とはいえ、まだまだ古い新呉羽車体車も現役です。
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相変わらず濁った川。どこもこうですね。
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ドア上のこれも、リニューアル車ではここに電光表示器がつくので、この形態はもう見られなくなりました。
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さて、京都に到着。途中新快速に抜かされるわけでもなく、最後の未更新車の走りをずっと楽しみました。
八条口に出て少しの間撮影時間とします。
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京阪バスのセレガ、H-3207号車が出てきました。近距離通勤高速バス路線のダイレクトエクスプレス用の車で、その性格から結構本数も多く、よく見かける存在です。
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プリンセスラインのK9、京都200か3007が来ました。かなり大型の車なので、市内でも目立ちますね。最近これとはちょっと仕様の異なるK9もプリンセスラインで見るんですが、追加投入分は同仕様とはいかなかったんでしょうか。プリンセスラインは少し前まで大市交から来たCNGエルガミオや阪急の58MC、神戸市からの3扉KC-HUノンステや3扉KC-UAノンステといった癖の強い車がいっぱいいたんですが、K9が駆逐したのか、今はK9以外にブルシチハイブリッドや神奈中から来たKL-MP37ぐらいしか見なくなりました。そして、横に停まるセレガRは下電のH452号車。最近関西でもなかなか見なくなってきた高速路線用のセレガRです。平成16年式で、車番に合わせた希望ナンバーをとる前は岡山200か609を付けていたようです。方向幕を堅持しているのも特徴。ちなみにリア幕はなく、サボでの対応です。
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ケイルックのワンステエルガ、京都230あ2008が来ました。一見普通のエルガに見えますが、この車実は元々ウィラーにいたもので、平成24年にウィラーがユニバ関連などで一般路線に参入するときに導入した車です。ですが、路線自体は2年で廃止になってしまい、2年でお役御免になった真新しいエルガは引く手あまた、めでたくケイルックで再就職を果たしました。ケイルックもちょっと前まで臨港バスから来たKC-HTがいたらしいんですが、流石にもう廃車になってます。最近WAONで乗れるバスも増えてきました。ここが嚆矢な気はします。
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H452号車単独で接写します。
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2008がいい位置に来たのでこれももう1枚。この車、実はこの年の春にひどい写真を撮ってしまい、リベンジに燃えていた個体なので、ここで撮りなおせたのは幸運でした。
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エアロスターCNGの市バス1265号車が来ました。平成18年式グループで、流石の京都市営もこの世代のCNG車の車検を更新し続けることができず、ついに今年2月、同時期に導入された車と共に除籍されてしまいました。市バスに残るCNGエアロスターはあと平成19年グループのみ、このグループも今年度いっぱいでしょうか。
さて、そろそろ撮影を切り上げて駅に戻ります。
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金峯山寺御開帳の立て看板の奥に12200系NS33編成が停まります。12200系もついに全廃が決まりました。既にNS47編成などが廃車され、解体され始めています。近鉄としては実に7年ぶりの廃車発生でしょうか。12200系が全廃となった時点で、伝統のオレンジと青の近鉄特急色も見納めに。一抹の寂しさを覚えます。
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1233系VE41編成を先頭にした天理急行が入ってきました。これに乗ったかどうかは覚えてませんが、乗らない理由もないので、おそらく乗ったんだと思います。半年以上記事を塩漬けにしてたツケが回ってきてます。西大寺からは5800系DH05編成に乗って帰ったと思われます。

さて、3か月ぐらいほっといてた記事がようやくできました。
正直卒業してOBになってまで記事を書いていいのかというのは考えました。現にツイッターの更新担当からはもう外れてます。ですが、やめるにしてもあまりにもタイミングが良くないのと、記事のストックが有り余っていること、去年の夏合宿すら記事に出来てないことなどから、OBという立場でありながら、更新を続けることになりました。
そして、後輩たちの更新も再開、新メンバーも加わるとのことで、このタイミングですが、更新を再開することとなりました。
世の中が大変な情勢ではありますが、ちょっとでもこのブログを読んで暇つぶしになればいいなと思います。大体旅行記ですから、旅した気分も疑似体験してもらえればとも思います。
というわけで、今後とももうしばらくお付き合いください。よろしくお願いします。
4日目に続きます。
それではまた。
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